【リアル体験談】長期で『ダンス留学』をするなら断然オーストラリア!?真之介さんのワーホリ体験談

難易度:★★★☆☆ | 所要時間:20分間
こんにちは!YURIです。
今回は、オーストラリアで「ダンス留学」をした真之介さんの体験談をご紹介します!
「ダンス留学」といえば、真っ先にアメリカを思い浮かべるかもしれませんが、真之介さん曰く、「1年間のダンス留学をするならば絶対オーストラリア」だそうです!!アメリカへも渡航した経験がある真之介さんにその理由もしっかり伺いました☆
日本で勤めていた会社を辞め、ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航。現在はローカルのカフェで働きながらダンスのクラスを持たれています。渡航して10ヶ月、来月には日本への帰国を予定しているとのこと。そんな中、今までのワーキングホリデー生活を振り返っていただきました。
では、早速いってみましょう!
プロフィール
名前:曽我 真之介
出身:広島県
年齢:27歳
ビザ:ワーキングホリデー
目次
Q1. まずは自己紹介をお願いします
つよし:まずは自己紹介をお願いします。
真之介:広島県出身の27歳です。去年の4月末頃からオーストラリアに滞在しています。
つよし:オーストラリアに来た目的は何ですか?
真之介:日本でもバックアップダンサーしたり、ショーに出たりしていたんですけど、もっとダンスをやる時間がみっちり欲しくて来ました。また、日本でできなかった「ダンスのクラスを持つ」ということに挑戦することも目的でした。あと、英語を上達することもですね。
つよし:日本でダンスをする時間は少なかったですか?
真之介:めっちゃ少なかったですね。平日の夜中に練習をしていました。あとは、週末にイベント出演をしていました。
つよし:寝てないんじゃないですか?(笑)
真之介:そうですね(笑)だからこそ、その時間が確保でき、行ってみたかった海外で尚且つ英語も勉強できる環境が魅力的でした。
Q2. 何も知らなかったオーストラリアのダンス
つよし:なるほど、それでオーストラリアに来たんですね。他の国へ行くことは考えましたか?
真之介:考えましたね。アメリカも候補でしたし、ワーホリのあるカナダも考えました。でも、オーストラリアへダンスをしに行く人は聞いたことがなかったので、面白いんじゃないかと思い渡航を決めました。
つよし:オーストラリアでダンスをするにあたって、ダンスについて調べたりしましたか?
真之介:調べましたね。オーストラリアのダンスはあまり知らなかったので、YouTubeなどで現地のダンスバトルを見たり、スタジオを調べたりしました。活発な印象を持ちました。
つよし:日本から見たオーストラリアのダンスのシーンはメジャーじゃないですもんね。来た時は、ダンスの繋がりやスタジオについては何か知っていましたか?
真之介:いえ、何も知らなかったですね。来てからスタジオを回って、レッスンを受けて、先生と仲良くなって練習会に参加するようになりました。
つよし:まずはレッスンを受けて、練習会に参加してネットワークを作ったんですね。
真之介:最初の1ヶ月はそんな感じでした。
つよし:その時は何か刺激はありましたか?
真之介:そうですね、その1ヶ月がジャンル関係なく1番いろんな人に会ったので。
つよし:みんな声を掛けてきますもんね。
真之介:そうですね。踊っていたらいろんな人が声を掛けてきますね。
つよし:日本人は多いですか?
真之介:そうですね…それほど多くはないですねぇ。
Q3. オーストラリアでクラスを持つ
つよし:来て1ヶ月くらいでレッスンを始めたんですか?
真之介:そうですね。
つよし:レッスンを始めるにあたって、生徒を集めるのは難しくなかったですか?
真之介:難しかったですね。最初に1回だけのワークショップをやったんですが、その時はたくさん声を掛けていたのもあって、多くの方に参加してもらったんですけど、実際に自分のクラスを持つとなると大変でした。最初の生徒は日本人2人でしたね。その後徐々に増えていきました。
つよし:人集めのコツは何でしょうか?
真之介:SNSを通してレッスンの告知をしたり、生徒に話しかけてフォローアップをしたりしてレギュラーで来てもらえるようにしました。
つよし:クラス内をどう作るかもコツの1つなんですね。クラスの作り方は教わるわけではなく、自分自身でいろんなレッスンに参加して、ノウハウを知って、最後は自分のやり方を見つけることが大事ですもんね。日本人のみのクラスと多国籍のクラスの違いなどはありますか?
真之介:そうですね…違いはあると思います。ステレオタイプかもしれないですけれど、例えば、白人の人は集中力が低い気がします。なので、ベーシックをやり過ぎてしまうと飽きてしまう人が多いですね。人にもよるとは思うんですが、ざっくり言うと違いはありますね。
つよし:なるほど。日本だと30分ストレッチや筋トレをして基礎もしっかり固めるイメージがありますが。
真之介:そうですね。日本のクラスが1時間半あるのに対してオーストラリアのクラスが1時間半ないのはそれも理由の1つかもしれないですね。
Q4. レッスン以外での活動
つよし:レッスン以外での活動はありましたか?
真之介:イベントに出たり、バトルにでたりしました。あとは、シンガポールで行われた「ライオンシティ」に参加してベスト4になりました。毎月イベントがある感じです。
つよし:へえ、盛んですね。ダンスの情報はどこで手に入れていましたか?
真之介:基本的にはスタジオの張り紙ですね。あとは、口伝えで知ることが多いですね。あとは誰かがFacebookでシェアした情報を得ています。なので、知り合いがいないと自分から情報を得るのは難しいですね。
Q5. アメリカ旅行で感じたこと
つよし:アメリカにも行っていたようですが、どんな目的で行かれたんですか?
真之介:個人的な理由ですが、いとこがアメリカと日本のハーフで、そのいとこの子供が生まれたので会いに行きました。アメリカに行きたい気持ちもあったのでそのタイミングで行きました。
つよし:レッスンも受けましたか?
真之介:レッスン受けました。スタジオに行ったり、練習会に参加したり、バトルにも参加しました。
つよし:情報はどうやって仕入れていましたか?
真之介: FacebookなどSNSで情報を得ていました。アメリカはその方法がやりやすかったです。
つよし:出会いはありましたか?
真之介:それほど無かったですね…。アメリカでダンスをしている日本人は珍しくなかったので、オーストラリアに比べて話しかけてくる人はほぼいなかったですね…。
Q6. ダンスにおけるオーストラリアとアメリカの違い
つよし:長期でダンス留学するのならばオーストラリアですか?アメリカですか?
真之介:長期で行くならば断然オーストラリアですね。というのも、アメリカのスタジオに行くと日本人がめちゃくちゃ多いんですよ。そして、日本人は日本人同士で固まっているんですよ。長期で滞在すると、現地の友達もできると思うんですけどさらに日本人で固まるんじゃないかと思います。尚且つ、アメリカはよっぽどうまくない限り声を掛けられることがないので、日本人同士で固まりやすいのではないかなと思います。
つよし:なるほど。
真之介:オーストラリアに来て良かったのは、自然と人の輪が広がることですね。ダンスをしているということだけでいろんな国籍の友達ができて、お酒を飲みに行くようになって、仲が深めやすいですね。
つよし:そうですよね。来る人拒まずというイメージですよね。
真之介:そうですね。だからといってシドニーに日本人コミュニティがないわけではなくて、日本人で長くシドニーに滞在している先輩方は新しく来た日本人を推してくれて、イベントに参加させてくれたり、一緒にショーケースにでたりしました。日本人の先輩たちがいるからこそやりやすいというのもあります。日本人のダンサーにとってシドニーは良い場所だと思います。
つよし:アメリカを選ぶ理由としてレベルが高かったり、良い先生がいるからであったり、とにかくレッスンでインプットしようとしますが、オーストラリアではコミュニティの中で切磋琢磨しようとする傾向はありますよね。その分ジャンルも関係なく楽しくできる環境が整っているように思います。
真之介:オーストラリアでは国籍もジャンルも関係なくダンスをしているだけで繋がりが広がりますね。
Q7. ワーキングホリデー
つよし:次に、ワーキングホリデーという事についても話を聞きたいのですが。まずオーストラリアに来る前にフィリピン留学をしましたが、行って良かったですか?
真之介:行って良かったです。オーストラリアでも語学学校に行ったんですけど、フィリピンの学校の授業は1対1なので自分の分からないことに特化して質問ができるのが効率的で良い点でした。
つよし:苦手部分が克服しやすいんですね。オーストラリアの語学学校はどうでしたか?
真之介:オーストラリア特有の言い回しや発音などを学ぶことに関してはとても良かったです。あとは、学校のアクテビティもとても良かったです。
つよし:合計10ヶ月して英語は伸びましたか?
真之介:伸びましたね。
つよし:どこで伸びましたか?
真之介:ローカルのカフェで働き始めて伸びましたね。ダンスでもいろんな人とも話すんですけど、話す内容が限定的だったので。
つよし:カフェではどのようなを英語を学びましたか?
真之介:仕事で使う言葉の言い回しが変わったのと、常に英語で考え事をするようになりました。そのおかげで、TOEICのリスニングのスコアもぐんとあがりました。
つよし:また、日常の生活で使う英語とテストの結果も違いますよね。例えば、ブロークンイングリッシュでもカフェなどでの仕事はやっていけますし、どちらかといえば対応力などの方が重要になるときもありますよね。
真之介:仕事の緊張感もあったので現場での方が覚えは良かったです。
つよし:仕事は見つけやすかったですか?
真之介:そうですね。全て紹介で、レジュメを配ったことはなかったです。
つよし:紹介が1番仕事を見つけやすいですよね。
真之介:そうですね。仕事を変えたい時はいろんな人に仕事がないか聞いていましたね。人との繋がりがとても大事な社会だと思いました。
つよし:ネットワークの作り方や人との繋がり方のコツなどはありますか?
真之介:僕はやっぱりダンスがあったから良かったですし、人として当たり前のことを当たり前にして信頼してもらうことですね。言葉が違うだけで日本で友達を作るのと変わらないと思います。
つよし:信頼関係を築くということですね。人に出会うためにやった方が良いことはありますか?
真之介:ダンスでも多くの人に出会ったんですけど、その他にパーティで出会った人とも仲良くなりましたね。たくさん話しかけました。なのでそういったチャンスは逃さない方が良いと思います。機会はいっぱいあるので。
つよし:積極性は大事ですか?
真之介:そうですね。あった方が良いんじゃないですかね。自分のことを知ってもらったり、どんどん話しかけたり。
Q8. キャリア
つよし:日本で仕事を辞めてオーストラリアに来る時に、帰国後の仕事に関する不安はありましたか?
真之介:ありましたね。帰国してから仕事が見つかるかどうかの不安と英語が出来ればなんとかなるだろうという半々の気持ちがありました。
つよし:オーストラリアに来るにあたって、現地での仕事があるかどうかの不安はありましたか?
真之介:それはなかったですね。求人サイトを見ていましたし、シドニーを選んだのも仕事が多いのも理由でした。困ったら数打てば当たると思っていました(笑)
つよし:そうなんですね(笑)オーストラリアで約1年過ごして、まだ日本に帰国してからの仕事探しに対する不安は変わらずありますか?
真之介:まだありますね。何ができるのか。また、この1年間でやってきたことは面接をした時に採用者の方は理解してくれるのかが不安ですね。僕自身としては頑張ってきた1年間だったんですけど、日本で生活をしている企業の採用担当者の方がどのように受け止めるのかが分からないので。
つよし:今、もう就活を始めていますよね。英語を使う仕事にも応募をしていますか?
真之介:そうですね。英語を使う仕事に応募をしたり、日本の企業にも応募したりしています。できれば海外で働けたらいいなと思います。
つよし:面接を受けた時に相手の方がどう受け止めるかが不安な点ということですね。自分の活動を相手にうまく伝える準備が必要だと思います。
Q9. これからワーホリ、留学する方へのメッセージ
つよし:では、時間もギリギリになりましたので、最後に、これから渡航する方へのメッセージをお願いします。
真之介:悩みがある方もたくさんいると思いますが、オーストラリアに来てやりたいことは絶対やった方が良いと思います。自分自身、1年終えて、渡航前に描いていた1年後の自分になれた気がします。オーストラリアに来たら必ず成長するので、やりきったと思えるようになると思います。
最後に
勤めていた会社を辞めて、ダンス、また英語力を伸ばすべく渡航した真之介さん。ご自身に重ねて体験談を読まれた方もいるのではないでしょうか。
「やりたいことはやった方がいい」という真之介さんの言葉、心に響きますね。渡航するにあたって悩んでいる方もたくさいらっしゃると思います。そんな中、渡航するには大きな決断が必要だとは思いますが必ず成長し、実りのあるワーホリ・留学になるのではないでしょうか。
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・ダンサーの皆さん!「長期ダンス留学をするならば断然オーストラリア」ですよ♪
・真之介さんの「やりたいことはやった方がいい」という言葉、心に留めて一歩踏み出してはいかがですか?