【現地就職への道】成功の秘訣は〇〇体!オーストラリアの大手建築事務所で働く花井隆典さんに聞く「たか流」海外就職の方法とは!?

【現地就職への道】成功の秘訣は〇〇体!オーストラリアの大手建築事務所で働く花井隆典さんに聞く「たか流」海外就職の方法とは!?
この記事で説明する準備オーストラリアで建築士として現地就職する方法を知ろう!
難易度:★★★☆☆ | 所要時間:15分間

こんにちは!YURIです。

ついに第8弾となりました!大人気シリーズ『現地就職への道』です!

『現地就職への道』とは、オーストラリアの現地企業で活躍している日本人に「どうやってその仕事に就いたのか」という就職への道を、留学生・ワーキングホリデーの皆さんに代わって直接インタビューさせていただき、その真相を探っていく、まさに特攻型の企画です。

今回は、シドニーで大手建築事務所で活躍されている花井隆典さん(以下たかさん)にお話を伺いました。たかさんは、オーストラリアで就職する前は、中国でも建築士としてお仕事をされていました。現在のたかさんの職場は、シドニー市内ビジネス街中心部に位置する『ザ・欧米!』という雰囲気の誰もがあこがれそうなお洒落なビルにあります。多国籍な人々が集まる環境の中、日本人は一人だけ。そんな夢のような海外就職を実現したたかさんに「建築士としての仕事の内容や魅力」や「オーストラリアで現地就職に繋がる仕事探しのコツや心構え」など、沢山お話を伺いました。誰もが憧れるたかさんの現地就職、皆さんぜひ参考にしてくださいね!

プロフィール
名前: 花井隆典(はない たかのり)
会社: Grimshaw Architects
役職: Architectural Graduate

では、さっそく行ってみましょう!

Q1. 自己紹介

つよし:たかさん、今日はよろしくお願いします。まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

たか:名前は花井隆典で、愛知県出身です。オーストラリア歴は3年ほどです。

つよし:え!3年だけ!?ものすごい長そうな雰囲気がありますが(笑)

たか:そうですか?(笑)まだまだです。

つよし:最初にオーストラリアへ渡航されたきっかけは何だったんですか?

たか:オーストラリアへ渡航する前は日本の企業なんですが、中国の上海で働いていました。その会社を辞めて、上海で別の仕事を探していた時にLinkedInを使っていたんですけど、いろんな人と繋がっていくなかで、オーストラリアのリクルーターの方に「オーストラリアに興味ありますか?」って聞かれました。そのときはあまり興味がなかったのですが、「あるかもしれません」って答えたんですけど、一応CVとポートフォリオを送って、そのリクルーターの方が企業に応募してくれました。

つよし:連絡をくれたリクルーターさんには、登録をしていたんですか?

たか:いや、してないです。その方は友達の友達でした。

つよし:でもすごいですね。LinkedInを使った就活方法って、日本人はあまり慣れていないように思いますが。

たか:そうですねぇ。オーストラリアではよく使われていますけどね。

つよし:オーストラリアでは履歴書にもLinkedInのURLを貼ったりすることが普通ですよね。他にも、どこか(転職)エージェントは利用していたんですか?

たか:中国やアジア系のエージェントに登録したり、現地で直接企業に訪問したりしていました。

つよし:上海に残るという選択肢もあったんですか?

たか:そうですね。上海でも仕事の話をもらっていたんですけれどもオーストラリアに来てみようかなと思っていました。

つよし:上海には何年ほどいらっしゃったんですか?

たか:上海には1年半くらいで、その前に北京に半年くらいいました。

つよし:そうなんですねぇ!私も北京には2年ほどいましたよ。

たか:そうなんですね!

つよし:当時は空気がすごく悪かったですよね(笑)

たか:そうですね。なんか煙ってるなぁって(笑)

つよし:中国の生活と比べると、オーストラリアの生活は全然違いますよね。

たか:日常生活での文化の違いからくるストレスが溜まることが少ないですね。

つよし:そうですよね。では、オーストラリアへ来るときは最初から仕事の目的で来られたんですか?

たか:そうですね。中国にいる時にSkype面接をして、採用してもらって、お給料の交渉をしました。ビザは、とりあえずワーホリビザで渡航しました。

つよし:すごいですね。実際、国外からLinkedInで就職を決めて渡航してきた人って初めてお会いしたように思います。

 

Q2. 英語上達の方法は?

つよし:英語はどうですか?上海では英語を使っていたんですか?

たか:そうですね。基本的には英語で話していたんですが、時々中国の通訳の人を介して会話をしていました。

つよし:上海って外国人も多いし、英語喋れる人も多いですよね。では英語は問題なくオーストラリアに来られたんですね。Skypeで面接もされていますし。

たか:そうですね。僕、日本の大学で法学部を卒業した後にイギリスの大学の建築学部に進学しようと思ったんですけれども、ポートフォリオも何もなかったので、自分で練習して、まとめて願書と送ったら条件付き合格という結果をもらったんです。英語が当時は全く喋れなかったので、9月の入学までにIELTS 6.5を取得すれば合格になるので、3ヶ月フィリピンに留学してIELTSクリアしてイギリスに留学しました。英語は、英語を勉強していた時期よりも、大学で英語で学んでいた時期のほうが上達したと思います。

つよし:なるほど。中国の前にイギリスに渡航されていたんですね。英語圏の大学を卒業されていたとは、かなり英語力は鍛えられたはずですね。

たか:そうですね。本当に最初は「This is a pen.」のレベルだったので(笑)

つよし:中学生レベルの段階ですね(笑)。法学部を卒業して、建築学部に進学されたという事ですが、元々興味があったんですか?

たか:はい。高校生の時に理系に行けるのか不安だったので、とりあえず法学部に決めて、卒業する時にこのまま就職するのか興味があることをするのかを迷って、建築の道へ進むことに決めました。

つよし:思い切りましたね!就活はせずに留学しようと思ったんですね。

たか:そうですねぇ。

オフィス内には建築デザインの模型が沢山あります

 

Q3. オーストラリアでの建築士としての仕事とは?

つよし:建築の勉強内容ってやっぱり理系寄りなんですか?

たか:ちょっと理系の部分もありますけど、デザイン的な部分が大半を占めています。

つよし:外面だけでなく内面もお仕事の時に作られるんですよね、構造的な。

たか:建築士はある程度の構造の知識を持っていて、構造エンジニアの人と話し合います。

つよし:なるほど。構造エンジニアという方がいるんですね。すごくチームワークの必要な仕事ですよね。

たか:そうですね。あと、最近始めたのがVRを使って、3Dのモデルの建築物に入って見れるようになりました。新しいプレゼンテーションの仕方です!

つよし:おお、すごい!面白いですね!臨場感と分かりやすさもあって、説得力も増しますね。3Dプリンターなんかも使ってるんですか?

たか:使いますよ。うちで作ったり、外注したり様々です。

つよし:へえ、面白いですね。たかさんご自身は、現在どのようなポジションで働かれているのですか?

たか:僕は「Architectual Graduate」という立場なんですけど、3Dをするのが得意なので、ソフトを使いながらデザインを作っています。

つよし:3Dのソフトは大学で使い方を習ったんですか?

たか:そうですね。大学生の時から使っていました。

つよし:私も少しグラフィックデザインなど仕事でしていますが、2Dまでで、3Dはすごく難しいイメージでした。やはり建築デザインは3Dを使うのが一般的なんですね。

たか:そうですね!常に新しいソフトが出ています。

つよし:特に、建築デザインに関しては最先端でないといけないというか。テクノロジーも最先端のものが必要になってきますよね。そのあたりも勉強を続けないといけないのかなと思います。ちょっと話変わりますが、ここから職場が見渡せるんですけど、職場では日本人は1人だけですか?

たか:はい。1人だけです。

つよし:それもすごいなー!アジア人もあまりいないようにも見えますが。

たか:多国籍な職場ですね。オーストラリア人の方が少ないです。イギリス人が比較的多いですね。あとヨーロッパ人と。本当にアジアから来たアジア人は僕ぐらいです。アジアのバックグラウンドを持つ人はいます。ボスが色んな感性を持った人を集めたいという方針ですね。この様々な国から様々な人が集まって、皆でものを作っていくというのが、オーストラリアを表していると思います。

つよし:なるほど。建物って色んな国籍の人が使うものだから色んな感性が混ざった方が良いですね。こちらのオーストラリアの会社では、主にオーストラリア国内の案件を扱っているんですか?

たか:はい。そうですね。駅の開発プロジェクトなどが多いです。あとは、大学の校舎とか。うちの会社のオフィスビルもデザインは自社でしました。メルボルン支社だと、サザンクロス駅を手懸けたりしています。

つよし:へえ、すごい大きな建築物を扱っているんですね。しかも名所というか街の目印になるような中心的な建物ですよね。

たか:はい。割と大きな案件に携わらせていただいています。

つよし地図に残るような建物のデザインに関われるって、やっぱり建築士の仕事の大きな魅力の一つですよね!

たかさんが働かれているオフィス

 

Q4. 海外就職までの道のり

つよし:たかさんは、元々海外志向だったんですか?

たか:いや、海外に出るまで、日本国外で仕事したいとは思ってなかったです。フィリピンが初めてだったので。

つよし:イギリスの大学に行って、海外の社会を経験したいと思ったんですか?

たか:そうですね。あとは、業界的にも日本で働くよりは海外の方が挑戦できる仕事が多いと思ったからです。シドニーだと、プロジェクトも多く、働く環境も良いので。

つよし:すごいですよね。というか、たかさん、地球規模で移動してますよね!(笑)

たか:そうですね(笑)

つよし:中国の仕事はイギリス留学の後に始めたんですか?

たか:はい。イギリスの学生ビザが切れるまで先生の手伝いをしていました。そのあと、気づいたら…、なぜか、北京にいました(笑)

つよし:フィリピン行って、イギリス行って、中国行って、そのあとオーストラリアですかぁ…。なんか、国境関係ないですよね(笑)

たか建築の仕事をしている人は国境関係なしに建築の仕事があるところに向かって行くんだと思います(笑)

つよし:そういうもんなんですかねぇ(笑)。ただ、そういう人たちがパッと集まってチームでプロジェクトに取り掛かるのって面白いですね。チームワーク作りのコツなんかもまた今度お伺いしたいですが。ちょっとまた話変えますけど、ビザは、今は会社から出ているんですか?

たか:そうですね。スポンサーです。最近永住権の申請したんですけれど、待っているところです。

つよし:そうなんですね!でも、最短じゃないですか?オーストラリアに来て3年で永住権申請なんて。

たか:来た時は考えもしなかったです。

つよし:ええ!?(永住権って)多くの人が狙ってくるんですけど(笑)

たか:この前の12月でスポンサー(の期間)が2年になったので、そのちょっと前くらいに、もしかしたら永住権申請できるかもしれないということを知って、会社にもその旨を伝えて申請に至りました。

つよし:なるほどー。スポンサーから永住権に行けて本当に良かったですね。オーストラリアに留学に来て、大学の建築学部を卒業して就職してって考えると、コース期間も長いし、かなり長期間になりますよね…。大学だけでもたしか4、5年通う必要があるんじゃないですかね。

たか:卒業してから、何年か経験をつんでからようやく試験を受けれるようになるので、かなり長くなると思います。僕は、Registered Architect(正建築士)ではないんです。たとえ他の国で資格を取っていたとしてもオーストラリアで建築の資格を取ってない人は、建築士とは名乗れないんです。

つよし:あ、そうなんですね。オーストラリア資格があるとやっぱり仕事の幅が広がりますか?

たか:はい。取れたら自分でデザインの仕事ができるので。もちろん、キャリアアップの可能性もあるので。

つよし:これからビザが落ち着いたら次に狙っていきたいところですね。

たか:はい。いつかフリーランスで仕事もできたら良いなと思います。

時折過去を振り返りながら丁寧にインタビューに答えるたかさん

 

Q5. 現地就職へ繋がる仕事の探し方とは?

つよし:いいですね。ちょっと話を戻してたかさんの就職時についてですが、オーストラリア国内の求人案件に、オーストラリア国外から応募するってなかなか難しいのかなと思っていました。

たか:そうですね。会社側としては面と向かってインタビューもしたいと思うので。でもそういう部分で見ると、ワーホリビザって使いやすいですよね。試用期間として6ヶ月は働けるので。

つよし:そうですよね。駐在でもなく海外赴任でもなく、オーストラリアの現地企業をオーストラリア国外から応募して仕事を得るって、とても良いと思うんですね。その点で何かコツなどはありますか?『たか流の仕事探し』など(笑)アドバイスをお願いします。

たか:うーん…(笑)、やっぱりLinkedInはとても良いツールだと思います。そして、やっぱり直接企業に問い合わせることですかね。あとは、リクルーターの方と繋がるということですかね。僕はリクルーターの方がいなければオーストラリアで働くということを思いつかなかったですし。あと、HRの方達って、うちの会社だけかもしれないですけど、社員の紹介をけっこう重視しています。普通に応募してくる人たちよりも、現在働いている社員が紹介してくれる人の方が信用できるというか。だから、自分でアプライするというのと、そこで働いている友人経由でアプライしてみるのも方法だと思います。

つよし:なるほどー。それはすごく有益な情報です。ネットワークも重要ですね。日系のリクルーターよりも欧米のリクルーターの方が良いですか?

たか:そうですね。やっぱり現地のリクルーターの方が良いと思います。あとはLinkedInを大いに活用して。

つよし:日本人だと、日本語で求人を探しがちだと思うんですけれど、より多くの情報を手に入れるにはやっぱり英語で探した方が良いと思いますか?

たか:そうですね。現地の情報は現地の言語での方が得やすいので。でも、日本語と英語の両方を使うのが1番良いと思います。

つよし:また、そんなたかさんにお聞きしたいのですが。これから海外就職を目指している方に何かアドバイスはありますか?

たか:んー、なんだろう。難しいな…。(真剣に考えるたかさん…。)海外に就職するっていうのは、特別なことではなく選択肢の1つなので、そこまで気負いせずに仕事探しも日本でやっているのと同じように積極的にすると道は開けると思います。日本人は、日本で働いていた経験を持っている人などは特に、オーストラリアやその他海外でも通用すると思います。僕自身もあまりできていないですが、やはり自信を持つことが大切だと思います。

つよし:なるほど。気負いすぎず自然体でいること、仕事探しを積極的にするとチャンスは訪れてくるということですね。本当にたかさんを見ていると自然体だなぁって感心します(笑)。ただ、しっかりやる事やってるという。なんかいい意味で堂々としてるし。それが結果に繋がっているんだと思います。たかさん、今日は本当にありがとうございました。

 

最後に

フィリピン、イギリス、中国、そしてオーストラリアと国境に関係なく世界を飛んできた建築士たかさん。インタビューの最後に「僕は運が良かったんです。」とおっしゃっていましたが、たかさんの絶え間ない努力と穏やかな人柄が運を力強く引き寄せているように思いました。

現地就職を挑戦しようと思う方や挑戦中の方、たかさんがおっしゃっていたようにあまり気負いせず、海外でも日本のように積極的に仕事を探して行くと道が開けるはずです☆

 

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YURIからワンポイントアドバイス

・「運は呼ぶものではなく作るもの」by つよし
・オーストラリアの情報は英語で手に入れましょう☆情報量が格段に多いですよ!
・あまり気負いせず、LinkedInやリクルーターを活用して現地就職に挑戦しよう!

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