コロナ影響下の学生・ワーキングホリデービザの変更点について【在豪中の方へ】

コロナ影響下の学生・ワーキングホリデービザの変更点について【在豪中の方へ】
この記事で説明する準備ビザの規定変更について知ろう
難易度:★★☆☆☆ | 所要時間:15分間

2020年4月4日、オーストラリア移民大臣代行は「新型コロナウイルスと短期滞在者」と題するメディアリリースを発表しましたので内容をお知らせします。

まず始めに

まず発表の冒頭で、政府は学生ビザやワーキングホリデービザを含む短期滞在ビザ保持者向けに新型コロナに対応するため、様々な規定の変更を行っていると伝えています。

オーストラリア市民や永住権保持者、ニュージーランド人向けには様々な補償が発表される中、短期滞在ビザ保持者向けには補償はありませんでした。これは、前提として(オーストラリア滞在中には)自分の生活を支えることができるだけの予算を、あらかじめ確保して渡豪していることが求められているからと伝えられました。

どういう事かと言うと、ビザの申請時点での規定にも書かれていますが、渡航にあたり十分な銀行残高を持っていることが必要であるという部分に起因しています。

 

予算を持っていない方へ

そして、これから先6ヶ月間の自分の生活を支えるだけの十分な予算を持たない留学生やワーキングホリデーの方には、このタイミングで帰国をするよう強く勧めています。

また、これは現在観光ビザで滞在している方へも同じ内容のメッセージが送られました。

*4月4日時点では、20.3万人が観光ビザで滞在しているとのこと。

 

学生ビザ保持者向け

では、それ以外の方で、引き続きオーストラリア国内に滞在される方に対してどのようなビザの規定変更があったのかをお知らせします。まずは、学生ビザ向けの変更です。

年金(Superannuation)の引き落としについて

学生ビザ保持者で、すでに12ヶ月以上滞在しており、今回のコロナの影響で金銭的に厳しい状況にある方は、オーストラリア国内のご自身の年金(Superannuation)の引き落としをすることができるようになります

これについては、現在、まだ詳細までは発表されていませんので、引き続き今後の動向を確認する必要あります。

就労時間規定について(2週間で40時間)

学生ビザの規定では、2週間で40時間までの就労が認められていますが、以下の業種の方はその規定ではなくなります。

  • 高齢者ケア
  • 看護師

また、現在スーパーマーケットで働いている留学生の方は、2週間で40時間以上の就労を認められていましたが、5月1日より2週間で40時間までの規定に戻ります。

*4月4日時点では、56.5万人が学生ビザで滞在しているとのこと。

 

ワーキングホリデービザ保持者向け

ワーキングホリデービザの規定では、同一雇用主の元では6ヶ月間の就労が認められていますが、以下の業種の方はその規定ではなくなり、就労を続けるために、ビザの期間が6ヶ月未満の方はビザの延長が可能になります

  • 保健衛生(ヘルス)
  • 高齢者ケア、障害者ケア
  • 農業
  • 食品加工
  • 保育(チャイルドケア)

ビザの延長については、現在、まだ詳細まで発表されていませんので、引き続き今後の動向を確認する必要があります。

また、それ以外のワーキングホリデーの方で、この先6ヶ月の生活保証ができない方は、帰国をするようにとのメッセージも出ています。

*4月4日時点では、11.8万人がワーキングホリデービザで滞在しているとのこと。

 

今、ビザの申請はできるのか?

このような状況下で、引き続きワーキングホリデービザや学生ビザの申請ができるのかどうか、という質問をいただいています。答えとしては、YESです。問題なく新規ビザ申請、延長申請はできています。

 

最後に

オーストラリア国内の生産力ある人材として留学生やワーキングホリデーはカウントされるべきだとは思いますが、オーストラリア政府からの金銭的支援は、残念ながら今のところ発表はありません。今後も期待できない雰囲気です。

ただ、オーストラリア国内に必要とされる人材(介護や看護師など)については、今後も就労が続けれるようにビザの規制緩和を行なっています。

新型コロナウイルスの影響でオーストラリア市民や国内経済が厳しい状況の中で留学生やワーキングホリデーの金銭的支援まで手が回らないというのが現状でしょう。

ほぼ国内がロックダウンされている状態の中、これから6ヶ月ほどの生活を維持できる留学生またはワーキングホリデーの方は引き続き国内に滞在するという選択肢は良いでしょう。金銭的に厳しいという方は帰国を検討してください。

さらに詳しい情報、またはこの記事には記載していませんが、スキル就労ビザ保持者向けの情報については、下記のメディアリリース本文(英文)をご覧ください。

▶︎メディアリリース:オーストラリア移民大臣代行(2020年4月4日):
https://minister.homeaffairs.gov.au/davidcoleman/Pages/Coronavirus-and-Temporary-Visa-holders.aspx

 

オーストラリア国内の新型コロナウイルスの状況

オーストラリア国内での感染者数は増えていますが、24時間あたりの新規感染者数は減ってきています。24時間で181件の新規感染者が確認されました。

2020年4月5日付け:
オーストラリア 5,635人
日本 3,139人

オーストラリア国内の感染者数:
NSW州 2,580人
VIC州 1,115人
QLD州 900人
SA州 407人
WA州 436人
タスマニア 79人
ACT 93人
NT 25人

【参照リンク】
オーストラリアのコロナウイルス感染者数 – https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

世界の新型コロナウイルス感染者数 – https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

ツヨシからワンポイントアドバイス

・コロナ影響下での政府対応は早く、日々新しい政策が出てくるぞ
・常に新しい情報を探してアップデートするように
・今の時間も無駄にせず、有効に時間を使う工夫をしよう!

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